奨学金と教育ローンはどっちがお得? 違いを徹底解説!

奨学金のイメージ 教育費

こんにちは。ボルドーです。

今日のテーマは、「奨学金と教育ローンはどっちがお得? 違いを徹底解説!」です。

国公立大学の教育費については、こちらの記事をご覧ください。

私立大学の教育費については、こちらの記事をご覧ください。

結論:奨学金の方がお得

奨学金と教育ローンを比べると、圧倒的に奨学金の方が利息が低いです。

それぞれの特色も含めて解説していきます。

奨学金の特色

  • 借主は学生本人
  • 支給開始時期は大学入学後
  • 在学期間中は無利息
  • 返済開始時期は、卒業後から

日本学生支援機構の第2種奨学金

ここでは、代表的な奨学金である「日本学生支援機構の第2種奨学金」を見てみます。

第2種奨学金は、返済が必要な有利子で借りる奨学金です。

第2種奨学金の貸与額と年利率は次のとおりです。

貸与額(4年間)96万円~576万円
月額2万円~12万円
利率固定方式0.905%
利率見直し方式0.3%
※2023年3月現在の利率

利率固定方式は、貸与が終わったときの決定利率が、返還が終わるまで適用され、金利が変動した場合でも利率は変わらない方式です。

利率見直し方式は、貸与が終わったときの決定利率を5年ごとに見直し、金利が変動した場合は利率も変わる方式です。

連帯保証人等が必要

奨学金は借り入れの一種ですので、当然ですが、人的保証か機関保証が必要です。

人的保証としては、連帯保証人(原則父母)と保証人(おじ・おば・兄弟姉妹等)が必要です。

連帯保証人の父母は確保できても、保証人は連帯保証人とは生計が別であることが必要であり、おじやおばに保証人をお願いするのはなかなかハードルが高いです。

また、機関保証は連帯保証人等を用意する必要はありませんが、利息の加えて保証料(0.369%)が上乗せされてしまいます。

教育ローンの特色

  • 借主は保護者
  • 合格発表後の納付金の借り入れにも利用可能
  • 借りた翌日から利息が発生
  • 返済開始時期は、借りた翌月から
  • 日本学生支援機構の奨学金と併用可能

国の教育ローン

ここでは、国の教育ローンである日本政策金融公庫の教育一般貸付を見てみます。

貸与額上限350万円
利息固定利率 1.95%
返済最長18年間

連帯保証人等が必要

教育ローンも生計を別にする連帯保証人が1人必要です。

教育ローンは借主が保護者ですので、別世帯の方から連帯保証をもらう必要があり、これまたハードルが高いです。

連帯保証の代わりに保証料を払うこともできます。

保証料は100万円当たり、18年間で55,463円が余分にかかります。

まとめ

奨学金の方が利息が低く、負担が少ないため、できるだけ奨学金を使った方がよいと思います。

奨学金も教育ローンのいずれも連帯保証人か保証料が必要となります。

私の学生時代は幸いなことにどちらも利用しなくてもすみました。親に感謝です。

でも現在は学費も大幅に上がり、下宿となると生活費の負担も大きいです。子供の将来のために積極的に検討していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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