こんにちは。ボルドーです。
今日のテーマは、「奨学金と教育ローンはどっちがお得? 違いを徹底解説!」です。
国公立大学の教育費については、こちらの記事をご覧ください。
私立大学の教育費については、こちらの記事をご覧ください。
結論:奨学金の方がお得
奨学金と教育ローンを比べると、圧倒的に奨学金の方が利息が低いです。
それぞれの特色も含めて解説していきます。
奨学金の特色
- 借主は学生本人
- 支給開始時期は大学入学後
- 在学期間中は無利息
- 返済開始時期は、卒業後から
日本学生支援機構の第2種奨学金
ここでは、代表的な奨学金である「日本学生支援機構の第2種奨学金」を見てみます。
第2種奨学金は、返済が必要な有利子で借りる奨学金です。
第2種奨学金の貸与額と年利率は次のとおりです。
貸与額 | (4年間)96万円~576万円 月額2万円~12万円 |
利率固定方式 | 0.905% |
利率見直し方式 | 0.3% |
利率固定方式は、貸与が終わったときの決定利率が、返還が終わるまで適用され、金利が変動した場合でも利率は変わらない方式です。
利率見直し方式は、貸与が終わったときの決定利率を5年ごとに見直し、金利が変動した場合は利率も変わる方式です。
連帯保証人等が必要
奨学金は借り入れの一種ですので、当然ですが、人的保証か機関保証が必要です。
人的保証としては、連帯保証人(原則父母)と保証人(おじ・おば・兄弟姉妹等)が必要です。
連帯保証人の父母は確保できても、保証人は連帯保証人とは生計が別であることが必要であり、おじやおばに保証人をお願いするのはなかなかハードルが高いです。
また、機関保証は連帯保証人等を用意する必要はありませんが、利息の加えて保証料(0.369%)が上乗せされてしまいます。
教育ローンの特色
- 借主は保護者
- 合格発表後の納付金の借り入れにも利用可能
- 借りた翌日から利息が発生
- 返済開始時期は、借りた翌月から
- 日本学生支援機構の奨学金と併用可能
国の教育ローン
ここでは、国の教育ローンである日本政策金融公庫の教育一般貸付を見てみます。
貸与額 | 上限350万円 |
利息 | 固定利率 1.95% |
返済 | 最長18年間 |
連帯保証人等が必要
教育ローンも生計を別にする連帯保証人が1人必要です。
教育ローンは借主が保護者ですので、別世帯の方から連帯保証をもらう必要があり、これまたハードルが高いです。
連帯保証の代わりに保証料を払うこともできます。
保証料は100万円当たり、18年間で55,463円が余分にかかります。
まとめ
奨学金の方が利息が低く、負担が少ないため、できるだけ奨学金を使った方がよいと思います。
奨学金も教育ローンのいずれも連帯保証人か保証料が必要となります。
私の学生時代は幸いなことにどちらも利用しなくてもすみました。親に感謝です。
でも現在は学費も大幅に上がり、下宿となると生活費の負担も大きいです。子供の将来のために積極的に検討していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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